2026年11月・12月のスーパームーンはいつ、何時に見ればいい?
· Avinash Kumar
Sky Map は iPhone 用のアプリで、表示は日本語に対応しています(ほかに英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語など13言語)。
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App Store でダウンロード結論から言うと、2026年最後のスーパームーンは11月24日(23時53分に満月)と12月24日(10時28分に満月)の2回です。12月24日の満月は2026年でいちばん地球に近い満月で、距離は約35万7000km。満月の瞬間が昼間なので、23日の夜と24日(クリスマスイブ)の夜が見頃です。
スーパームーンは天文学の正式な用語ではありません。NASAによると、一般に近地点(月が地球にいちばん近づく位置)付近で迎える満月をこう呼びます。2026年は1月3日、11月24日、12月24日の3回で、2027年1月22日の満月も含めると11月から3回連続になります。
2026年11月・12月のスーパームーン早見表
| 項目 | 11月 | 12月 |
|---|---|---|
| 満月の時刻(日本時間) | 11月24日 23時53分 | 12月24日 10時28分 |
| 満月のときの距離 | 約36万800km | 約35万7000km(2026年で最も近い) |
| 近地点 | 11月26日 5時58分ごろ | 12月24日 17時31分 |
| 東京の月の出 | 11月24日 15時48分 | 12月23日 15時22分、24日 16時32分 |
距離は地球の中心と月の中心の距離(Fred Espenakの表、12月は国立天文台)。11月の近地点はEspenakの表(世界時25日20時58分)を日本時間に直したもの。月の出はtimeanddate.comの東京の値です。
11月24日:満月の瞬間を夜空で
11月は満月の瞬間が24日の23時53分で、ちょうど夜空に月が出ている時間です。東京では15時48分に東北東から昇り、夜遅くには高く上がります。前日の23日(勤労感謝の日)の夜もほぼ満月に見えます。
12月24日:2026年でいちばん近い満月
国立天文台によると、月は24日10時28分に満月となり、同日17時31分に近地点を通過します。満月のときの距離は約35万7000km、視直径は約33分29秒角です。満月と近地点が7時間ほどしか離れていないため、とても近い満月になります。Fred Espenakが今世紀の満月のうち地球から35万6800km以内まで近づくものをまとめた一覧には27回が載っていて、この日の満月もその1つです。
満月の瞬間は昼間なので、見るなら23日の夜か24日の夜です。冬の満月は、低い位置を通る冬の太陽の反対側にあるため、夜中には空高く昇ります。東京では23日の23時10分ごろ、南の空の高度約82度まで上がり、ほぼ真上と言っていい高さです。月はふたご座にあり、カストル、ポルックスと三角形を作ります(BBC Sky at Night Magazine)。
本当に大きく見える?
国立天文台は、2026年でいちばん遠い5月31日の満月(約40万6000km、視直径約29分25秒角)と比べて、視直径は約14パーセント、面積は約30パーセント大きいとしています。NASAも、近地点の満月は遠地点の満月より最大14パーセント大きく、30パーセント明るく見えると説明しています。ただし、どちらも、比べる相手のない夜空で見ただけでは違いに気づきにくいとしています。
大きく見えるのは、むしろ昇ったばかりの低い月です。建物や木と一緒に見ると大きく感じる「月の錯視」で、これはどの満月でも起こります。スーパームーンはそこに数パーセント上乗せされる程度です。
潮の満ち引きには影響があり、Espenakによると、近地点の満月のころの大潮は干満の差が通常の大潮より約5cm大きくなります。地震との関係はありません。
スーパームーンを撮るコツ
大きな月の写真は、遠くから望遠レンズで撮って、手前のタワーや山と月を重ねたものです。iPhoneなら、いちばんズームして月をタップし、露出を下げてクレーターが見えるまで暗くします。月の出から30分くらいの、空にまだ少し明るさが残っている時間が撮りやすいです。
私は Sky Map を作っている開発者なので、その前提で読んでください。アプリの天文カレンダーには満月の日が載っていて、ARビューでは自分のいる場所の実際の地平線のどこから月が昇るかがわかるので、前景を決めてから待てます。「Tonight’s Sky Conditions」でその夜の雲量も確認できます。Sky Map: Constellation Finder はApp Storeから無料でダウンロードできます(詳しくはSky Mapのページ)。
ビーバームーン、コールドムーンとは
「ビーバームーン」(11月)、「コールドムーン」(12月)は北米に伝わる満月の呼び名で、アメリカの『Old Farmer’s Almanac』が広めたものです。天文学の用語ではありません。
明るい満月の夜は暗い星が見えにくくなります。ふたご座流星群の極大は12月14日の23時ごろで、月明かりのない好条件です。あわせて流星群・月食・日食のまとめ、今日見える惑星もどうぞ。
出典:国立天文台:2026年で地球から最も近い満月(満月・近地点の時刻、距離、視直径、5月31日との比較)、国立天文台:東京の星空(2026年12月)、Fred Espenak, Full Moon at Perigee 2001-2100(11月の距離と近地点、最も近い満月の一覧、潮汐)、timeanddate.com 東京の月の出・月の入り(2026年12月) / 11月、NASA Science: Supermoons(定義、14%と30%)、BBC Sky at Night: supermoons 2026(カストルとポルックス)、Old Farmer’s Almanac 11月・12月(呼び名)。2026年11月3日確認。時刻は予報値です。
よくある質問
- 2026年の次のスーパームーンはいつですか?
- 11月24日23時53分の満月と、12月24日10時28分の満月です。12月24日は2026年でいちばん地球に近い満月で、国立天文台によると同日17時31分に月が近地点を通過します。2027年1月22日の満月も含めると3回連続のスーパームーンになります。
- 12月24日の満月はどれくらい大きく見えますか?
- 国立天文台によると、2026年でいちばん遠い5月31日の満月と比べて視直径が約14パーセント大きく、面積では約30パーセント大きくなります。ただし夜空に月を2つ並べて比べることはできないので、見ただけで違いに気づくのは難しいとしています。
- 12月のスーパームーンは何日の夜に見ればいいですか?
- 満月の瞬間は24日の午前中なので、23日の夜と24日の夜はどちらもほぼまん丸です。東京の月の出は23日が15時22分、24日が16時32分です。
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